前回の更新からかなり空いてしまいました。

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エチオピアと言ったら民族巡りダナキルツアーなんですが、ダナキルは北部で民族は南部です。

アルバミンチはその南部の民族巡りの拠点となる、ある程度大きな町です。


ここは交通の便もあるし、電気も通っているし、冷たい飲み物も、ATMもWi-Fiもあります。
この町を過ぎると、それら全てがなくなるのでここで一旦装備と情報を整え、民族巡りの旅に出るのが良いでしょう。


民族巡りの手順ですが、色々な町で週に2回ほどマーケットが開催されるのでそれに合わせて村を移動する感じです。


拠点になる町はこんな感じ。



エチオピアには様々な民族がいますが、彼らは自給自足的生活を送っているので普段は、町から離れた自分たちの集落に住んでいます。

それらの集落に直接行く手もあるのですが、ガイドを雇ったり車を手配したりと何かと大変です。

なので、町で開催されるマーケットの日付に合わせて移動し、その会場で民族と会うのが効率的です。


しかし、問題は交通手段なのです。

エチオピア南部は、都市部とは大分状況が違い全然交通の便がありません。

町と町を結ぶバスはほぼミニバスとなります。ミニバスのイメージは小型のバンだと思っていただければ大丈夫です。


そしてそのバスはマーケット開催日に合わせてしか運行されないのです。

簡単じゃん、って思うかもしれませんが、マーケットがおわったあと、その町から出る手段がなくなります。
悩みますね。難しーい。

でもとりあえずアルバミンチに行かないことには始まらないし、そこそこ大きなところなので滞在しても不便はなさそうです。

そういうことでアディスからアルバミンチへ向かいます。




移動はエチオピア恒例の早朝バスなのでタイトゥホテルの前からタクシーでバスターミナルへ向かいます。

タクシーのドライバーはすごく周りを警戒してて荷物を積むことも急がせられ、歩行者がいるとかなりクラクションを鳴らし威嚇、到着したらお金を周りに見られないように渡してと頼まれ、こんなに警戒しないといけないのかと驚きながらバスターミナルに到着。

バスターミナルは早くも人でいっぱい

係りのおじさんにチケットを見せバスまで案内してもらい無事乗車。

早く着きすぎたのかまだ誰もいない。

しばらくするとさっきのおじさんが戻ってきて

泥棒が出るから荷物から目を離すな

とアドバイスをうける。

親切な人が多いです。

人が集まりだすと大きな荷物はバスの上へ

これが後でトラブルに


徐々に人は増え

バスの出発時刻を一時間過ぎたころにやっと出発


バスの中はこんな感じです。

DSC09344

かなり狭いです。

横に5席並んでて前後の間隔も狭く背が高い人は大変です。


通路にも荷物がいっぱい
DSC09345

この通路にも人が乗ってきたりします。



街を抜けるとすぐに田舎道に


しばらくすると民族っぽい人がちらほらいます。

道路沿いに家もたってます。


DSC09357


こんな感じで無事にアルバミンチに到着。

しかしここでトラブルが

バスの上に置いたバックパックを下してくれません。

下してほしければお金を払え

っといってきました。

ここまでは情報として仕入れていたので

チケット買うときにも荷物代はかからないって聞いてるし他の人は誰も払ってないんだから早く下して

といってもなかなか下してくれず

私たちのは降ろすように見えて降ろさない、みたいなのをずっと繰り返します。

結構イライラします。

お金を払わないと返さない気ですね。

まあそこまではいいんですが、周りの全然関係ない奴らが超煽ってきます。

半端ないです。

なぜか

Fuck you

とか言われます。

ここでのしのしは激怒


こいつらは、煽ってきても自分に何の得もないのになんなんだ?とか思いつつ

ようやく荷物を取り返します。


しかも私はポケットに入れてた万能ナイフを盗まれてました……


と、こんな感じで始まり、最悪な町でしたが実際最悪でした。


私たちの脳裏にかなりのトラウマが植えつけられます。



アジア人は完全に差別されてます。

というか、中国人が差別されてて、他のアジア系と中国の区別がつかないのでまとめて差別されます。




アジア人なら何言ってもいい、みたいな空気が漂っていて、通り過ぎただけで罵倒されます。

彼らの頭の中は、白人、黒人、アジア人の順にランク付けされているらしく、下等生物日本人なんてゴミみたいな存在のようです。



遠くから私たちを見つけると、まず半笑で近づいてきて、すれ違ったあとにチンチョンチャ~ンチンチョンチャ~ンと繰り返します。

これは中国人のチャイナをもじって馬鹿にしてるようです。
私一人で歩いていたら目の前で手をバンッ!って叩かれたりもしました。
私はここまで他人の悪意をモロに受けたことがなかったのでだいぶショックでした。

何かしたなら別ですが、ただ歩いてるだけで罵倒されるとかなかなか衝撃です。

しかもかなりしつこい。

この後タンザニアくらいまでこのチンチョンチャンは繰り返し聞くことになります。


まさかこんなにアジア人が差別されまくってるとは思いませんでした。



しかも、こう、日本で植えつけられてるアフリカイメージってあるじゃないですか。

アフリカのガリガリのかわいそうな子供達に寄付を!
とか、
アフリカの勉強したくても学校に行けないかわいそうな子供達に支援を!
とか。


だからこう、なんとなく

健気で純朴で一生懸命なイメージがついてたんですよね。


でも全然違いました。

少なくともアルバミンチでは。

そもそも彼らがなぜ、中国を嫌ってるかという話ですが、これは中国の支援が問題のようです。

彼ら曰く、中国の支援のせいで、俺らの仕事がなくなり、儲からないそうです。

しかも中国が作った橋とか道路とかはすぐ壊れるから全然使えない、らしいです。彼ら曰く。


じゃあ自分で作りなよ、と思いましたが、調べてみると政治が腐っているらしく中々根が深い問題でした。

書くと長いので書きませんが、気になる人調べてみてください。







と、こんな感じでかなり居心地の悪い町、アルバミンチで私たちのエチオピア南部民族巡りの旅が始まります。
乞うご期待。
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