のしのし縦断計画blog

カテゴリ: ダハブ

さて、ダハブでの楽しい一ヶ月を過ごした後は、ついにアフリカ縦断の旅が始まりかけます。
最初のステップとして脱ダハブです。
これがなかなか難しかった。
居心地良すぎて出たくなかった。
しかしどうにか重い腰を上げ、私とまこまことともやさんの三人でカイロへ向かいます。
ダハブからカイロまでは夜行バスが通ってます。

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夜、みんなとお別れしましたが、ダハブの人たちと仲良くなりすぎて別れ際が辛かったです。ほんとにあんなに仲良くなれるとは思わなかった。

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のしのし号泣です

実はこの夜行バスに乗るまで私はまだアフリカに行くかどうか決めてませんでした。

私はこのままカイロに帰り南米行きの飛行機をとってもいいかなーとみんなに話していました。
アフリカは高い上に厳しいし、女の子一人だと中々大変だと聞いていたからです。
治安もそうですし、そもそもあまりアフリカ情報が無いというのもあると思います。私が情報集める気が無かったっていうのもあるけど…


だから、知り合いの人たちはみんな、何人かパーティを組んで縦断していました。
単独で、というのは中々勇気ある方がすることのようです。
私は小柄な上に日本人女性は大概幼く見られ他の国でもなめられてたので、さすがにアフリカ一人で行くと犯罪に巻き込まれそうで怖じ気付いていました。
エジプトでも少々トラブルに

しかし、アフリカ縦断出来る機会は早々ない上に仲良しの男の人が行くと言ってるんだからこれはチャンスじゃないか?と土壇場で思い返します。


彼はテントも持ってたし。しかも3.4人用だし。私買わなくてすみそうだし、持たなくてすみそうだし!

荷物半端なくデカかったです

しかもやたら情報収集してて詳しい!!
これはアフリカ行っちゃった方がいいな!!
そんでまあ途中のケニアあたりの大都市で抜けて南米飛んだらいいな!とバスの中で決心します。
今思うと途中でまこまこをほっぽり出す計画だったんですね。

酷いですね。



暗い夜行バスの中で、通路を挟んだまこまこに一緒に行っていい?と聞くと快く承知してくれました。ありがたい!
夜行バスはどっかの誰かの足がめちゃくちゃ臭かったけど記念すべき思い出の地となりました…
いつもサンダルなので僕ではありません
ということでここで私とまこまこの苦くて甘いアフリカ縦断が決定しました。



とりあえず脱ダハブに成功。
ピラミッドをみそこねたカイロに戻ります。

グダグダ沈没ブログもそろそろおしまい

アフリカ南下がスタートします。

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行くのを迷ってたもとみさんとのしのしを誘い

遂に沈没船Thistegormへ行けることに

朝早くに宿の車で出発しシャルムを目指します。

ホントは3人だと料金が上がるらしいんですが交渉の結果125ドルで行けました。

港に着くと大きな高そうな船が沢山停泊してて場違いな感じがしました。

出港した後にいくつかのグループに分かれ説明を受けます。

僕たちのグループは

ダイブマスターのヨーロピアンおじさん

ダイブマスターとレスキューダイバーのドイツ人夫婦

レスキューダイバーのスキンヘッドのヨーロピアンマッチョ

アドバンスライセンスを取りたての僕ら3人

なので僕らがガイドに一番近い先頭後ろにマッチョ、夫婦と、おじさんいう順番


ダイビングは3本

一本目は船の外を周ります

船尾から海に入り沈没船の甲板で合流する流れ

しかし、このあたりはカレントという潮の流れが強いところなのです。

案の定、のしのしともとみさんは海に潜ることができず、カレントに流されまくり、ようやく船上から投げてもらったロープに捕まり事なきを得てました。

しかし先に潜ったおじさんとマッチョは好き勝手ウロウロしてます。

夫婦は落ち着いてます。

さすがドイツ人

ガイドが一度みんなを集めるもまた勝手にウロウロ

そんなまとまりのない感じでダイビングスタートです。セブンヘブンがかなり丁寧なガイドをするのに対してガイドも参加者も皆いい加減でした。

甲板はこんな感じです。
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魚も沢山住み着いてます。船の丸い窓から外を見るとたくさんの魚が泳いでいて異世界のようでした。気分は勝手にタイタニックです。船内は狭く、身体ひとつ分の穴を潜り抜けるところもあります。
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大砲みたいなのもありました。ホントは何でしょう
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ここが一番カレントが強くのしのしは全く進みませんでした。笑
まこまこは助けるどころかビデオを撮ってあとでのしのしを笑い者にします。
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一周した後はロープにつかまって上がる順番待ち
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このとき好き勝手動いていたヨーロピアン2人はボンベの残圧が限りなく0に近くあわててました。

ロープにはそういう人のために予備のボンベがつるしてあるんですがカレントも強く慌ててるせいか他の人お構いなし

ダイブマスターの人のボンベがのしのしの頭に直撃するなど当たり所が悪ければ大きな事故になりかねませんでした。

結局決めた順番は関係なく浮上しました。

ライセンスが上でもこんなダイバーもいるんだなとガッカリしました。

1本目が終わると二人ともグッタリ笑
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まこまこは一番元気でした。


でも少し休んで2本目へ


今度は船内へ入っていきます。
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積み荷のバイクが沢山残ってます。
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これもバイク
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光が入るところは綺麗です
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もとみさんは閉所恐怖症ですが頑張ってました。
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船外に出ました
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ダイバーの空気が隙間から沢山出てます
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もとみさんとのしのしはその空気で遊んでる。
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これでThistegormはおわりです。

しかしこのダイビングは3本目があります。

バテバテの二人は少しいやがってますが

ポイントを少し移動して

これを見に行くんです
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そう。



便器です。



しかも大量に落ちてます
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もとみさん便器が一番テンションあがってました
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本人は便器に頭が入ってるようにしたかったらしく後でクレームがきました(´;ω;`)


もちろん便器だけじゃなくサンゴもあります。
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大物の魚も運が良ければみれるらしいです。

これでThistegormのダイビングツアー終了です。

エジプトへ行く機会がある方は是非Thistegormへ

すごく楽しいですよ。
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アドバイスのライセンス取得後はすぐにでもTHISTEGORMへ行こうと思いセブンヘブンで申し込みをしたんですがダハブで参加者が一定人数に達しないと行けないと言われ来週こそはと思い続け約3週間待ちました。
なのですぐ終わるはずだったダハブ生活も伸びて行きます。

ダイビングにシュノーケリングづけの毎日

沈没船もあわせると計14本

ポイントは違うけど同じところでこんなに潜ることになるとは思っていませんでした。

のしのしとの初ダイブはナイトダイブ

ガイドのマリリンと3人で月も出てないこともありまったく見えません

3人で照らしてこんな感じ

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赤いやつ見えますか?(ウミウシ)
なかなか見れないらしいです


ほとんどのポイントでこんな感じで入っていきます

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ライフジャケットマン堀江さんは自称かなづちなのでシュノーケルのみ

ガイドのまりりん
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きまってます

ケーブでは少しですが洞窟のような感じになってます
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サンゴも沢山あります
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僕は途中からコーラを持っていくようになりました
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youtubeに動画あります
詳細はyoutubeにて

https://youtu.be/W_dDXJNoy6A

シュノーケルも楽しいです。
浅いところでもこんなにサンゴがあります
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まりりんの華麗な潜り
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ダハブでは犬もします
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この時期は海が少し冷たかったので太陽の力を借りて回復してました
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この時期はあまり透明度も高くない時期で写真じゃ伝わりにくいと思いますが海好きにはたまらない場所でした。

(でもまこまこは浜辺でごろごろするのが好きとかいうリア充っぽいこと言い始めて海に入らない時が多々ありました。サングラスかけて半裸で寝転んでコーラ片手に日焼けしてました。)


写真が多かったので沈没船は次回書きたいと思います。

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今回は僕らがダハブで取得したアドバンスについて書きたいと思います。
オープンウォーターのライセンスは取得済みだったのですが僕がダハブへ行った目的は恋をするためでも、のんびりするためでもなく

沈没船Thistegorm

に行くこと

世界の海には沢山の沈没船がありますがこのシステルゴルムは形が綺麗に残っていて中にも入れると聞いたのでどうしても行きたくなりダハブへやってきました。

ホントはシャルムからの方が近くていいんですがこの沈没船が海底30m付近にありオープンウォーターしか持っていない人はできないんです。

オープンウォーターは18mまで

なのでダハブでライセンスをとることに


僕はついてすぐにライセンス講習を申し込んだので一人卒業旅行の旅人マサキ君と講習を受けました。

講習は2日間で行われ初日に3本近くのポイントで潜りました。
ビーチエントリーなんですがかなりサンゴがあったり運が良ければウミガメもちょくちょく現れます。
誰が担当かでポイントなどは変わるそうですがナイトダイビングが講習内容にあったりするらしいので取られる方は交渉してみるのもアリだと思います。
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2日目はキャニオンとブルーホールへ
キャニオンではビーチエントリー後少し進むと岩の切れ目のようなものが見えてきます。
その切れ目の中へ入って底まで行き上を見上げると岩と太陽の光がいい感じに見えます。
その景色を見ながらちょっとしたテストをしてぐるっとまわって帰ってくるというコースDSCN1099
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2本目はブルーホール
ブルーホールでは岩場から入り人一人分くらいのスペースしかない穴を一気に沈んで行きます。
一気にといってもゆっくり降りるんですが
そこは別名Bell〜っていう名前があり下手くそが入るとタンクが何回も当たってベルが鳴ってるようになるかららしいです。DSCN1130
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正確な名前は忘れました
その穴を抜けブルーホールの周りをぐるっとまわって行きます
ブルーホールの縁はサンゴがいっぱいなので結構綺麗です
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途中までまわってブルーホールの真ん中を通り岸へ戻っていくんですが中に入ると本当にホールで何もありません。魚もいません。
いるのはストイックにフリーダイビングをしている人だけ
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中に入っても面白いことは何もありませんでした。
こんな感じで実習は終わります。
この2日間宿題が出されて勉強しますが日本語教材があるので英語のできない僕でも問題なくできました。

その後のファンダイブについてはまた次回書きたいと思います。

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のしのしです。

ダハブ編第2回行きたいと思います。

時系列が少し戻りますが、まこまことの出会いは大事そうな所なので今回書いておきますね。笑
ちょっと登場人物が多く、ややこしい名前ばかりですみません。

さて、まこまこは私がダハブについた2日後に着ました。私とほりほりは仲良かったのですが、まりりんと先に着いていた旅人のだいごさん、ともやさんとは未だあまり打ち解けていませんでした。話すけど、当たり障りのない会話ばかりです。

この微妙な緊張感と距離感、感じ取っていただければ幸いです。笑

そんななか私はライセンスをどうとろうかと迷っていました。確か一人で取るより2人で取った方がお得だったのです。そして既にオープンは持っていたのでアドバンスだけ取る人を探していました。この時はまだ、ディープにいたもとみさんとは話していませんでした。

さて、まこまこが来る前日、まりりんに一本の電話がかかってきました。

アドバンスライセンスだけ取りたいんだけど〜日本人の方いますか〜
って内容だったらしいです。

まりりんからその話を聞いて、そんな慎重な旅行をする人はきっと女の人に違いない!わざわざ電話で確認するなんて!ワオ!楽しみ!私この人とライセンスとろう!と一人意気込んでいました。

と、楽しみに打ち震えながら一晩眠り、翌日気分良く過ごし、夜になりました。
女の人まだかな…久々に女の人に会えそう…かわいいかな?もしかして大学生かな?とか思ってました。

夜になってなんか長髪でチャラそうないかにも旅人風の男の人が新しく来た事に気がつきます。とりあえずみんなで一緒にご飯に行く習慣なのでその人も一緒に行きましょうと誘います。

実はキラキラしてる系旅人は、ちまちまナマコ系大学生の私はすこし苦手です。
タイパンツ履いて瓶ビール片手に持ってるイメージ。怖いですね。そんなノリも見てるぶんには好きだけど怖いです。
びびりでごめんなさい。私はひっそりと社会の片隅で体育座りでもしてささやかな幸せを噛み締めて生きていきたいタイプなのです。


しかしそれがまこまこでした。
長髪で、髭生やして、側頭部をがっつり刈り上げてて、いかついピアス開けてるごつい男
がまこまこでした。

うわお、絶対友達になれない。
しかも彼がルクソールから電話をかけた人だというではないですか。
私の可憐なるルクソール慎重派女子とライセンスとる計画は崩れ落ちました。
向かい合ってパスタを食べながらちょっと落胆。

電話をしたのは僕ではなくルクソールで出会ったエジプト人がマージンを貰おうと勝手に電話をしてただけです。


悲しい。何もかもうまくいってない気がする。この人あんま話さないし怖い。

しかしご飯のあとセブンに帰って外のテラスで話しかけたところ、
ファーストインプレッションとは大きく違い、大変物腰の柔らかい人だったではないですか。これがギャップか?
この人いい人やん!物腰めっちゃ柔らかいやん。めっちゃ落ち着いて言葉選んで話すタイプの人やん。

そうなるとあまり話さなくて怖い!

から、寡黙でいい人!という評価に早変わりします。ギャップ萌え?ってすごいよね。

そんな感じでまこまこファーストデーが終わります。

その後一緒に夜お散歩するようになったりダイビングしたりして徐々に友情を暖めていきます。
ではまた次回!

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